猛暑の「猛々しさ」が鳴りを潜める気配が全くない中、夏休みが終わろうとしています。様々なことがあった夏、私の届いてきたことしかお伝え出来ませんが少しお示ししたいと思います。
8月9日、堺市民芸術文化ホールでの第64回大阪府吹奏楽部コンクール(府大会)。地区予選を勝ち抜いた府の公、私立の学校が一堂に会してのコンクール。ホールの一番高いところから演奏を聞かせてもらった。やっぱりうちの吹奏楽部の演奏が好きだ。演奏に入る瞬間の息を吸う音、楽器を整える際の空気を割く音、そして演奏をしているときの佇まいがいい。もちろん奏でる旋律やハーモニーが心を癒してくれることは言うまでもない。久しぶりに訪れた堺東の駅を愛でながらさわやかな気分で会場を後にした。
万博のライブは大盛況だったという報告を聞いた。どんな演奏で、世界各国からの聴衆の反応がどんなものであったか聞かせてもらえるのが楽しみだ。
ラグビー部は創部80周年記念事業としてニュージーランドでの得難い体験をした。3年生の部員と顧問の先生からお聞きした分厚い内容、10代で経験することが今後の人生にどのような影響があるかと想像するだけで高鳴る想いが抑えられないような気分になった。詳しくはクラブの近況ブログに記載がある。是非、訪れてほしい。
https://www.osaka-c.ed.jp/blog/ibaraki/club/2025/07/30-286234.html
昨日は、昨年の課題研究の発表、今年の有明先生の離任式でも触れていただいた「アシカ」に関する研究が、日本哺乳類学会で取り上げられ発表の機会が得られ、リハーサルの様子を見学させてもらった。当時からうかがっていたが、本校に残されている剥製標本に対して抱いていた疑問、その疑問に興味を持ち、面白いと感じることをエネルギーとしてどんどんと研究を進めていく。その過程で触れ合い、関係した人たちがみな研究を進めるメンバーに寄り添い、力を尽くしたいという気持ちになっていく。これからの時代で何が大切なのかを教えてくれた発表者の姿勢に心からの感謝と応援のエールを送りたい。研究の中身やその可能性は北海道での発表を終えた後、また直接聞く、あるいは知る機会が得られるよう取り計らいたい。「好奇心」は可能性を大きくする大きな力の元となる。そして世の中が明るくなる。
美術部が係る地域連携プログラムも明日報告できれば幸甚だ。もちろん、この暑さの中で大阪総体を戦っている運動部員たちの検討も祈りたい。たった今、顧問の先生からバドミントン部が個人戦での近畿大会出場を決めたという報を受けた。飛び込んできてくれることも本当に幸せだ。おめでとう!
明日、いい朝を迎えられますように!