同じ時代を生きている。2023年1月13日、同時刻を生きているからといってすべてが共有されるわけではない。同じ学校にいても言葉を交わす機会を持たないこともあり、オーストラリア・アリススプリングスと日本の大阪6000Kmもの距離があるのに、心通わす機会が舞い降りることもある。金曜日にPTAの会合に参加させてもらい、その後、妙見夜行登山の会議と多くの方と時間を共有しながら、一つの行事を行う上でも、多くの人の力を添えてもらうことで初めて成就するという事実(PTAの委員の方々が日常の生活との折り合いをつけながら時間を割いて下さっていること、妙見委員、執行部、そして付き添いの教員の皆さまの冊子が出来上がるまでに費やしてくれた時間、労力)と向き合いながら、その不思議なご縁にただただ感謝の念を抱き、手を合わせたい気分になった。
翌、1月14日。大阪府立茨木高等学校創立130周年委員会に参加し、その意はより強くなった。学校、PTA・後援会の方々、久敬会(同窓会)の諸先輩方、ゆうかり会(校長、教頭、PTAの役割を担って下さった方々のOB)が一堂に会して、2025年に行われる130周年の諸行事を成功に導くため尽力していくための話し合いの場として有意義な時間を過ごすことができた。X軸を空間軸とし、y軸を時間軸とするなら、原点(0,0)のところから縦軸の前後、つまり、過去と未来(ここでは100周年、110周年を振り返ったり、130周年やその先に思いを馳せる)を行き来するたびに、x軸、y軸の交点のところに+の文字か浮かび上がる。そして取り組もうとしている周年行事が十年ごとに開催されるとするならば、共に空間軸を過ごす仲間が時間旅行をすることで「十」という単位で「+」を発見し、発展していくために行われるものなのだなというところに思いが至りました。大切なものに出会ったり、気づいたり、大事なものを受けとったり、手に入れたりするためには、多くの人と行きつ、戻りつしながら、向き合って、同じ時間を過ごすことが必要なのだと改めて感じました。ご参加いただいた皆様、貴重な時間をありがとうございました。欠けているものを探して、見つけ出して++して縦横無尽に進んでいきましょう。