「よしっ(私のオーストラリアでの愛称)。白い部分が見えてしまう...。」あちらこちらで声がする。折り紙の授業の中で何度も何度も訪れた光景。「ちゃんと折筋をつけて、折ったら白い部分は出てこないから、こちらの指示通りに折るんだよ。」「なんで三角形を作るために一端、四角形を作って、そしてまた開くんだ。そんなの無駄じゃないか。」折筋の説明をして、そのことによって折りやすくなり、正確に頂点と頂点が合うと説明をするが、なかなか理解してもらえない。小学6年生(Year6)のKidsとの戦いの中で、最後は指示をきっちり聞いて作った生徒の作品が強烈な主張をしながらnaughty boysを圧倒する。カメラもお相撲さんも手裏剣もカエルもカンガルーも、きちっとひと手間かけた分だけ美しさも完成度も高かった。明らかに教えている私よりも上手に作る生徒の数が日に日に増えていき、その子たちが名アシスタントティーチャーであった。幸せな時間でした。
314匹(頭、体)のカンガルーが完成しました。上記の理屈で言えば、きれいに折れていないと格好がつかないのですが、大半は多くの乗客に見守られながら電車の中で作成されておりWhite outしているものが多数ありますが、もし、75期生の皆さんの背中を押す材料になるならば提供します。校長室の扉を開けておきますので、訪れてください。
明日(1月31日)が、最終登校日ですね。1月13日には間に合いませんでしたが、何とか届けられそうです。しっかり折筋をつけた、学習を積み重ねて、本番に挑んでください。前へ、前へ!祈る合格!