あちらこちらから拍手が聞こえる。大きな、でもとても柔らかい音だ。包み込むような手と手が触れ合う音が届けられている。誰に向けられている拍手だろう。それはきっと、「私、幸せになりました。幸せにしてくれてありがとう。」その想いを伝える拍手ではないだろうか。今日、この場で受け取った拍手、届けた拍手はこれからの人生の様々な場面でそれぞれの背中を押してくれる拍手となる。
この体育祭では奇跡が起こったと思っている。教員生活最後の年に神様が奇跡を見せてくれた。多くの人が聞きたいとおもっていた声を、たった一人しか発することができない機会を得、みんなに届けてくれる機会があったこと。1000分の1に近い確率だ。
奇跡の方程式は(運+才能+努力)× 感謝 だ。「ありがとう」があふれる団集会。だからこそ奇跡は起きた。そしてそのスタートは、総長の「おはようございます」から始まったのですよ。「ありがとう」
いい、後夜祭になりますように!