となりの教室の扉の開閉音がよく聞こえると雨、トイレが臭うと雨、メガネが曇り易かったら雨、セミが鳴かなかったら雨、蝶が葉にとまったら雨。
観天望気に取り組むうえで、やはり予測できるようになりたいのは『雨』なんだと感じました。『雨』を予測するために、あらゆることにアンテナを張り情報を集めて来る。その様々な材料が興味深いものばかりでした。「少しでも周りにいる人が、より良き暮らしを得られるように、自分が取り組んでいることが役に立てばいい。」そんな心意気を感じる作品の数々でした。
説明がなされる間、表や図をずっと指し示したり、出し入れしたりしながら聴衆に対する心配りを忘れなかった人たち、「明日もこの時間にお会いしましょう。さよなら。」とお天気キャスターの役割で話してくれた人の言葉。「本気で明日を待ちそうになりました。』と一言添えたくなりました。今回も、味わい深いプレゼンが楽しめました。発表者のみなさん、質問者のみなさん、ありがとうございました。
秋に繰り返しつぶやきそうなのは、「夕陽うっとり指数」。湿度60%、適度な雲量、気温28度など夕陽が見られる好条件が挙げられました。さわやかな風に吹かれながら、秋という季節に沈んでいく夕陽は、その日だけでなく、一年を、一生を振り返らせてくれる力もあるように感じることがあります。うっとりしたいですね。
さわやかな風と言えば、今日のお昼は素敵な青い風に出会いました。季節は秋に向かっていますが、春の風に吹かれました。あったかみのある、包み込むような素敵な風でした。