2つのB →その1 B&S

 70名近い留学生を大阪大学と神戸大学からお招きし、B&Sプログラムを実施した。

 茨高生4人と留学生1~2人を交えてディスカッションをするグループがHR教室で、留学生のプレゼンテーション、クイズ大会をするグループが体育館でそれぞれ2限、3限に奇数、偶数クラスに分かれて実施した。

 すべてを見学できたわけではないので、拝見したものしかお伝え出来ないことを残念に思います。それぞれの回やグループ毎で違う学びや発見、ときめきがあったことと推察します。私が体育館で拝見したカナダからの留学生のプレゼンでは、冒頭にこの機会が得られたことに対して関わったすべての人への感謝を述べられました。その後、この発表の目標を話した後、カナダの文化紹介クイズ大会へと向かって行きました。無駄がなくユーモアにあふれたリズミカルなプレゼンは78期生にとっても得るものが大きかったのではないかと思います。

 グループ討議では、まさしく世界各国から隈なく留学生が集まって来られ、非常に密度の濃いやり取りがなされているのを見て、対面で行えることのこの上なく幸せな状況にただひたすら手を合わせたい心境になりました。自らの国をdeveloping countryと呼び、だからこそ、自分たち若者が、国の経済、政治のことを憂い、建設的に物事に取り組むことが大切なんだという言葉は15,16歳の高校生にとって示唆に富むものであったと思います。

 留学生との触れ合いはもちろんこのプログラムの特筆すべき素晴らしい点ですが、この準備のために様々な企画をしてくれたB&S委員のみなさんの創意工夫には脱帽です。

(例)PING PONG PANG Game, Two truths and a lie, He threw three free throws.

ゲームのテーマや内容について羅列しただけでも興味深いのですが、このゲームを説明するために英語で表現をするそのもがき具合が、果てしない深い経験となっていくのが見て取れました。苦労して準備したからこそ、得られる糧ですね。委員のみなさん、お疲れ様、そしてありがとうございました。大阪大学、神戸大学からお越しいただいた留学生のみなさんありがとうございました。そしてそのお世話をしてくださった大学の関係者の方々、去年に引き続き茨高74期のみなさん、ありがとうございました。そして多くの業務の中で、この日の生徒の笑顔のために奔走された係の先生方、ありがとうございました。