様々な媒体を通して、茨高生がいろいろな活動に携わっていることを知る。やらなければならないことがある。体を運ぶことができない中で、映像を見たり、話を聞いたりしながら多くの人の気持ちを推し量る。コートやグランド、プールでボール、畳で札を追いかける。0.1秒や数十ミリにこだわり、的を射る。それぞれのルールの中で競い合い、様々な思いが交錯する中で勝ち負けが決まる。勝負の如何にかかわらず、どんなに言葉を尽くしても、その瞬間に起こる気持ちに届く言葉が見つからないこともある。いつか振り返ったときに、懸命に追いかけた勝利がそれぞれを支えてくれる日が来ることをただひたすら願いながら時を過ごす。
金曜日には大阪府の外交官プログラムに参加した人たちがいる。アメリカと日本の学校生活の違いについてディスカッションをした。うまく話せたこともあるだろうし、もっとスキルを身につけたいと思う瞬間もあったことだろうと思う。歓びも、悔しさも綯交ぜだ。みんなの肩をポンとたたきに行きたい。見上げた空は青い。白い雲がある分だけ、青い。そう伝えたい。