

1年ぶりのUCバークレイ。懐かしい。昼食のため訪れたカフェで出会った。声も、出立ちも、佇まいも、物腰も何も変わらない。昨年お世話になったJohnだ。彼は「先生」と呼びかけてくれ、言葉にならないハグをした。大阪ユニオンの声が蘇る。願えば叶う。素敵な言葉だ。
午後からはUCバークレイで5名の日本人の学生の方々によるパネルディスカッションとキャンバスツアーを実施した。両活動で5名全員が全てのグループを回って話をする機会を得た。
*Hard workが文化。それは努力ではない。それが普通、そして当たり前。そのことをかっこいいと思っている。
*面倒見が良くない。クラブも研究枠もアプライが必要。シビアな現実を学んだ。
アメリカ、UCバークレイでの成長に関してさらっと上記のように話された。
日本の良いところは「治安の良さ」をすべての皆さんが上げた。(食事のおいしさについても力説された)
将来の夢については以下の通りだ。
*専門性、オーナーシップを身につけて人間生活(特に食生活)を豊かにしたい。
*アイデアを形にして、アメリカでスタートアップして世界で使えるサービスを提供したい。
*日本と世界を繋いで日本も発展し、途上国も潤う持続可能なWINWINのビジネスを創出したい。
アメリカで日本にルーツを持つ中で世界を繋ぎ、さまざまな人の幸せに寄与したいという数々のことばは心強く、メンバーの心を撃ったように思う。
最後に印象に残った言葉を紹介します。
サザエさんって素敵でしょ。最終的な目標は、母になり、祖母になり、孫と暮らしながら田舎で駄菓子屋を営みたい。世界を全部繋いだあと、日本でのんびりと過ごす。示唆に富む温かい、優しい言葉だ。日本の良さを十分に知った上で、思うようにいかないことを承知した上でアメリカでの大学生活に挑み、そこで世界規模で何かを成し遂げ、自分の人生を生き切って自然の中で生きる。
5人の皆さんが高校生からの途切れることのない質問に答え、最後のお別れの瞬間までご一緒いただいたことが、これからの日本に大きな一歩を踏み出す力を与えてくれました。いつの日か今日の高校生メンバーがパネラーになって質問に答えることを夢見たいと思います。大きな力と優しさと尽きることのない温かさに包まれました。ありがとうございました。