昨日(7月9日)手に入れた竹が、2か月後マスコットとして姿を現す。
完成に至るまでどのような筋書きが描けるか。節目、節目に何箇所チェックすればいいのか。どんな策略が立てられるのか。簡単なものから難解なものまでさまざまに問いかけられ、その度に答えを導き出す。答えは一つではない。名答と迷答は紙一重だ。
設計図を書き、何度も計算を繰り返し、試行錯誤しながら、画力、筆力、筋力を余すことなく出し切る。モノを作る過程で出会う無数のコトがあなたたちの心に残り、ヒトが生み出されていく。
竹が提供してくれる様々なモノ、コトとヒトが築いていく宝の箱が開かれる日を楽しみにしたいと思います。材料は同じ竹。等しく与えられた条件の中でオリジナリティが光る作品に生徒それぞれのみなさんが、笑顔で胸を張り、目を見張る瞬間を心待ちにしています。