7月21日(金)から1泊2日で西はりま天文台の実習に行ってきました。
天文台に行く前に兵庫県立人と自然の博物館に寄り、さまざまな展示を見ました。
展示物はもちろんのこと、展示方法として見るだけでなく、
嗅いだり、触ったり、聴いたりする展示物もあり、
興味を持たせる工夫にも関心しました。
昼過ぎに天文台に到着し、太陽の黒点やプロミネンスの観察や金星の観望を行いました。
太陽の活動がとても活発な時期だったため多くの黒点を見ることができました。
昼間の星を観望した後は口径2mの国内最大級のなゆた望遠鏡の見学をしました。
操作も少しさせていただきました。
見学後は星(恒星)の進化について講義を受けました。
宇宙に存在する恒星の一生や様々な種類の原子がどのように誕生するのかなど
興味深い内容でした。
そして19時30分からは、この実習の目玉の観望会に参加しました。
天候によっては全然見れないのですが、この日は雲一つなく
大阪では決して見ることのできない星空の下、様々な恒星を
なゆた望遠鏡や小型望遠鏡で観望できました。
観望会参加後は、自分たちで調べた恒星の発表とその恒星を観望する
オリジナル観望会を行いました。
天文台の研究員の方からの鋭い質問にも頑張って答えていました。
また土星の環もしっかり見れました。
すべての実習が終わったのが24時を過ぎていましたが、
学校から持ってきた望遠鏡で観望できるということだったので
天文部の生徒主体で恒星の観望にも挑戦しました。
赤道儀の調子が悪く、なかなか見たい天体を捉えることは難しかったようです。
天候にも恵まれ、この実習で本当に良い経験を得ることができました。