2014年アーカイブ

SSH特別講義「医科学の今後の方向と再生医療」

平成26年12月11日(木)岸上獣医科病院の岸上義弘院長先生からすばらしいお話を伺いました。怪我をしたら、傷口に消毒液を塗ります。消毒液は細菌をやっつけますが健康細胞もやっつけてしまいます。熱が出ると解熱剤を飲みます。熱が出る理由はウイルスをやっつけるためです。解熱剤は熱を下げますが、ウイルスは喜びます。抗がん剤はがん細胞を攻撃しますが同時に免疫細胞も攻撃します。動物には「自己治癒能力」が備わって...

SSH特別講義「効果的なプレゼンテーション技術」

平成26年12月8日(月)・9日(火)1年生を対象に、マイクロソフト オフィシャルトレーナーでオフィススペシャリストの山口純子先生をお招きして「効果的なプレゼンテーション」というテーマで講義を行っていただきました。①プレゼンテーションの必要性②バーバルコミュニケーション・ノンバーバルコミュニケーションの向上について③プレゼンテーションを成功させるには④資料の視覚化・効果的な使い方⑤求められるプレゼ...

平成26年7月25日、近畿大学生物理工学部の研究室を訪問し、生物工学科、システム生命科学科、医用工学科、で講義を受けたのち、遺伝子工学科において「生殖細胞の操作と発生工学~不妊治療とクローン研究の世界に触れる~」というテーマで講義およびマウスを用いた実習を行いました。開腹したマウスの臓器の概略を観察した後、精巣と卵巣を取りだして採精、採卵し、マイクロマニュピレーターを操作しながら体外受精を行うとい...

平成26年7月23日(水)、大阪教育大学柏原キャンパスにおいて、定金晃三 教授(教育学研究科 (修士課程) 総合基礎科学専攻)のご指導のもと、宇宙天文学研修が行われました。日没前は快晴で、見事に黒点を観察することができました。天体を観察することで、今まで教科書でしか見たことがなかったものを実際に目にすることができ感激でした。日没後の観測は天候が悪くなり残念でしたが、これも自然相手の研究の難しさを知...

平成26年6月7日(土)、大阪教育大学柏原キャンパスにて、向井康比己教授のご指導のもと「コムギの遺伝実習」を行いました。あいにくの雨模様でしたが、教材園でコムギの育成の様子を観察したり、栽培済みのサンプル品種を観察してコムギの遺伝について系統樹標本を作りました。生物基礎でDNAによる遺伝を学習している1年生にとって、今回の実習でより染色体遺伝学について理解をすることができました。

SSH特別講義「英語で学ぶ生物基礎」

平成26年11月18日(火)、英語で学ぶ生物基礎として、1年生を対象にシンガポールから大阪教育大学で研修中のLeeShanShan(リーシャンシャン)先生(中等学校理科担当教員)をお招きして講義を行っていただきました。内容は、これから学習する「ホルモン」への導入部で、血糖量(血液中のグルコース)を減少させるホルモン「インスリン」についての学習でした。最初に、すい臓から出る膵液(外分泌)とホルモン(...

英語で学ぶ物理講義「Faraday Cage」

平成26年11月27、28日。本校物理教員による授業を全編英語で行いました。最初に主要な単語を確認し、実験をしながら「ファラデーのかご」について学びました。ゆっくりとしたペースで、英語も授業内容もしっかり理解することができました。最後のアンケートでは「英語での授業をまた受講したい!」という声が多くありました。

SSH特別講義「プレゼンテーション技法」

平成26年11月21日(金)の探究の授業は、プレゼン道の開拓者である、NPO法人あいんしゅたいん副理事長で、神戸大学名誉教授の松田卓也先生の講演会でした。最初に、本校代表の生徒がこれまでの探究のプレゼンを披露し、それに関する評価を受けました。その後、松田先生からプレゼンにおいて大切にするべきことをお話いただきました。お話はとても分かりやすく、そして楽しく生徒にとって非常に充実した時間でした。生徒と...

SSH特別講義「世界の扉を開く-海外留学から得たこと」

平成26年10月3日(金)。オーストラリア日本野生生物保護教育財団理事長の水野哲男博士にお越しいただき、「世界の扉を開くー海外留学から得たこと」と題した講演をしていただきました。水野先生には、来年3月のオーストラリアSSHサイエンスツアーでもお世話になる予定です。留学には高額のお金が必要であること、他国の留学生の中には国を背負って勉強しに来ている人がたくさんいること、カンガルーは乳首によって母乳の...

静岡北高校主催SKYSEF2014に参加しました

SSH校の静岡北高等学校において、8月9日~12日に渡り開催されたSKYSEF2014に、本校文理学科の3年生が参加しました。4日間、英語漬けの毎日で外国の学生や先生方と触れ合い、コミュニケーションを深めました。口頭発表では、東北の大震災の影響で原子力発電所が破損し大きな環境問題なっている今、原発に代わるエネルギ―として太陽光発電に着目。中でも材料にシリコンを使わない色素増感太陽電池<Dye-Se...

平成26年9月19日。JICA英語圏サブサハラアフリカ理科教育支援事業「英語による理科授業」ということで、今年も、アフリカ各国から16名の教育関係者が1日生野高校ですごされました。2限目は生野高校の物理、化学、生物の授業見学。物理は若手の教員が英語での授業にチャレンジ。4限目はアフリカの先生が2年生に英語で授業。5限目は、授業を受けた生徒が、英語で自己紹介し、取り組んでいる探究活動を披露しました。

物理探究Ⅱ PIXE実験in大阪大学

7月6日(日)に大阪大学を訪問し、PIXE実験を行ってきました。 PIXE分析とは、物質の中にどのような元素が入っているのかを調べる方法です。 陽子(水素イオン)に超高電圧をかけて加速させ、非常に速いスピードで物質にぶつけます。 ぶつけられた物質は元素ごとで特有のX線を出すので、  そのX線を調べれば物質の中にどのような元素が入っているのかを調べることができます。  学校ではできない実験なので、大...

68期探究Ⅱ物理班 滋賀県米原の童夢 風流舎で風洞

 7月12日(土)にバドミントンシャトルの空気抵抗測定のため、 国産レーシングカーメーカー「童夢」の風洞実験施設風流舎を訪問しました。 ヨネックス試合球、ナイロン球、来年1月発売予定のミズノ人工シャトルなどの空気抵抗を測定しました。 大変興味深い結果が得られました。実験結果は9月の文化祭初日午後に発表します。 風洞内で10m/sの風を体験させていただき、レーシングカーにも乗せて頂きました。??? ...

SSH生徒研究発表会でポスター賞受賞!!

8月6日~7日に横浜で開催されました、平成26年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会において生野高校は見事、ポスター賞を受賞いたしました!!発表テーマは「根粒形成に影響する接種濃度と培養液の窒素濃度」一生懸命取り組んできた研究だけに、喜びもひとしおです。次は、文化祭で行われる生野高校主催の中間発表で発表いたします。中学生の皆さんもみにきてくださいね(^^)/※ポスター賞:平成20~23、...

研究報告!!1年間かかってやっと…

私が、一年間取り組んでいる活動について報告します。今回私はニンジンのカルスを、(ちゃんとした)ニンジンに育てることができました。 去年の夏、私は近畿大学農学部のオープンキャンパスにてカルスをいただき、二ヶ月ほど自宅にて保管していました。カビが生えなかったら成功というお話だったので、何も特別なことをせずに常温で保管していたところ、モコモコと成長してきたので、生物室に協力していただいて分化させることに...

オレンジ色に光る石?!

6月29日(日)68期2年生の探究Ⅱ物理「ピエゾ石の研究」班は、淡路島南部の海岸に石英片岩採集に行ってきました。石英片岩はピエゾ石ともよばれ、強く押すと電圧が発生し、オレンジ色に光ります。探究Ⅱでは、すでにオレンジ色に光る現象は確認できており、この電流をどのように取り出すか現在格闘中です。阪神淡路大震災のときに、淡路島がオレンジ色に光ったという情報もあり、ピエゾ石が原因なのかも興味あるところです。...

「探究Ⅱ論文集」 第3年次

平成24年3月~平成25年4月までの探究Ⅱの研究を論文集にまとめましたのでご覧ください。2012探究Ⅱ論文集 .pdf

「探究Ⅱ論文集」第4年次

平成25年4月~平成26年3月までの探究Ⅱの研究を論文集にまとめましたのでご覧ください。2014探究Ⅱ論文集.pdf

生野高校生命倫理規定

生野高校では、生物分野に限らず様々な研究で動物実験を行っていますが、本校において動物実験を立案、実施する場合には、「生野高校生命倫理規定」に従い実施しています。科学的、動物愛護、環境保全、生徒および教職員の安全確保等それぞれの観点から、適正な実験を実施するために教職員(理科および理科以外)、学識経験者(獣医師、科学者)、保護者からなる生命倫理委員会を平成24年に発足し、導入しています。生野高校生命...

生野高校SSHは今年度指定5年目を迎えました。この間の取組みのひとつとして、教科横断的・探究的な学校設定教科「探究」の授業を実施し、生徒自らが疑問を持ち、課題の発見から解決に至る研修手法を構築し、効果的な発表につながる活動を行ってきました。その「探究」の実施にあたっては生野高校オリジナル教材「探究ワークブック」「Basic Scientific Literacy]「Basic Presentati...

Physics advanced class “about Higgs boson” by Dr. Andrey Tayduganov

7月7日、1時間目と2時間目の3年生物理の授業で、 大阪大学大学院 理学研究科 物理学専攻 素粒子論研究室 特任研究員のアンドレイ先生による「ヒッグス粒子」についての特別授業が実施されました。ヒッグス粒子は昨年ヨーロッパのCERN(欧州原子核研究機構)で発見され、そして約50年前その存在を理論的に予言したヒッグス博士がノーベル物理学賞を受賞しました。英語での講義でしたが、3年生は英語でたくさん質問...

探究Ⅱ物理班 松原Ⅲ中へ出前授業に!!

7月4日の午後、探究Ⅱ物理班の3チームが近隣の松原市立第三中学校に出前授業に出かけました!! 32名の興味津々の中学生を前に、3チームが研究成果を披露。 OBの探究アドバイザーが生野高校を熱く語ってくれました。 授業テーマは以下の3つ。  「空洞現象の研究」…ワインボトルのコルクを栓抜きを使わず開ける方法  「電子レンジで火の玉を作る」…プラズマ現象とは?  「ディスクランチャーで1円玉を飛ばす...

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