9月12日の放課後に、ブタの腎臓の解剖と観察を行いました。
腎臓のお値段は、送料込みで1つあたり900円。
ブタの腎臓はヒトとほぼ同じ大きさです。(ヒト腎臓の平均:縦12㎝、横6㎝、厚さ3㎝、重さ150g)
まずは、腎臓のサイズと重量を測定します。
外観をスケッチした後に、腎動脈・腎静脈・輸尿管を探します。
腎動脈に墨汁を注入するため、どの管が何の管なのかを見極めることが重要です。
シリンジで腎動脈に墨汁を注入します。
うまくいけば、腎臓の表面が黒くなってきます。
その後、メスで腎臓を切り開きます。
腎臓のどの部分が黒く染まっているか確認します。
墨汁の注入により、皮質が黒くなります。
皮質をさらに見てみると黒い粒々(糸球体)があるのがわかります。
この糸球体を顕微鏡で観察します。
糸球体のまわりにうっすらとボーマンのうや細尿管が観察できました。