2年進路講演会 山内太地氏
2年ぶりの登場。相変わらずのテンポとキレの良さでぐいぐい引き込んでいきます。
偉い人の話はなぜつまらないのか。自分がしゃべりたいことをしゃべる。皆さんが聞きたい話ではないからだとバッサリ。「一人でも寝ていたら、僕の負けです。」と言い切る自信はプロの気迫を感じます。
これからの社会のルールが変わりました。言われたことだけやっていればいい時代は終わったのです。「能動的学習」大事なことはこれだけです。目標を持って、計画を立て、実行し、結果を出す。自分から進んでやる勉強は楽しいのです。仕事も同じ。自分から進んでやる楽しい仕事をしてほしい。
能力バトルの時代。自分しかない必殺技を磨いてほしい。アニメの世界でも主人公と同じ必殺技を持っている者はいないでしょう。必ずその個性が必殺技となるのです。
仕掛けがあって質問タイム。次々と生徒が質問のため舞台に上がります。
Ｑ「勉強のやる気を出す方法を教えてください」
Ａ「○○に受かりましたって、冷蔵庫に貼っておく。声に出して言う。言っていると、そうなるように自分で努力するものです。どんどん周りに言ってください」
生徒感想から
・自分のやりたいことだけを考えるんじゃなくて、社会は何を求めているかを考えないといけないんだなと思った。
・何か迫力があって、寝ようにも寝られなかったです。話の一つ一つがわかりやすくて、聞いててすごく納得しました。
最後に種明かし。今日は演劇を見ていたのです。動きを見ていた。この能力がいるのは皆さんです。私も初めのころの講演では、二度と来るなと言われました。自分の言いたいことだけをしゃべっていたから。相手があなたに求めるのは素の自分ではない。聞く力、話す力、伝える力を磨き、上手に表現していきましょう。行ける進路ではなくて、行きたい進路を目指してくださいね。
今回も名演、ありがとうございました。
