４月に新しく千里青雲高校へ校長としてやってきましたが、生徒の皆さんに直接語りかけることがかなわず残念でなりません。
２，３年生の皆さんは仲の良い友達に会うことや好きな部活動もできずにつらい思いをしていることだと思います。特に３年生は進路のことを考えてとても焦る気もちでいっぱいでしょう。
１年生は合格の喜びとともに新しく始まる生活への期待と不安の入り混じった複雑な気持ちをもったまま、スタートをきれずにもやもやした思いで過ごす毎日でしょう。
先日、どうしても学校に来なければならないことがあって、やってきたある生徒と廊下ですれ違いました。私が「こんちは」と声をかけると、その生徒は笑顔で挨拶を返してくれました。私にとってその生徒が、記念すべき、ことばを交わした千里青雲生、第１号でした。すごくこころがおどりました。とても嬉しかったです。
廊下でこんな大きな、思いのこもった書を見つけました。みんなには、こんなときこそ笑顔を忘れず、自分自身もほかのひとをも勇気づけてほしいと思います。つらいこと、ひとにきいてほしいことがあったら迷わず、いつでも学校に電話ください。先生たちがまってますから。