7月4日(火)2年生PTA学年集会が開催されました。

7月4日(火)午後2時から77期2年生のPTA学年集会が開催されました。

今日は近畿各地で35℃を超える猛暑日になっていて、大阪市でも34℃を超え、今年になって最も暑い日になりました。昨年度の学年集会は、新型コロナウイルス感染症の影響で体育館で距離を取って実施しましたが、今年度は、空調のよく効く視聴覚教室に129名の保護者が来ていただきました。

冒頭に校長挨拶の時間をもらったので、日頃の学校運営へのご支援とご協力に対する感謝を申し上げたうえで、本日は大学進学等に係る3年次の科目選択などのお話があることから、かつて私立大学で勤務していた経験を踏まえ、現在の大学中退率が平均で10%程になっていて、最後まで受験を頑張って入学した大学ほど中退率は低く、楽に入学した大学ほど中退率が高い、合格が容易なほど中退率が10%を超えて高くなり、中には中退率50%を超える大学もあるという傾向や、中退の理由の最大のものが「勉強したいことではなかった。関心が持てない」で4割を占め、経済的理由が2割、進路変更も15%あり、お金と時間を無駄にしている実態があることを話しました。77期生が2年生になってからの学力と学習習慣などのデータを見ると、学習習慣がしっかり定着して学力が上がっている層と、その逆とに二極化が見えており、学校でも指導するが、家庭でも指導してほしいことと、大学で自分が何がしたいのか高校2年生の時にしっかり考えて、文系か理系かを選んで、自分が行きたいと思う第一志望の大学の学部や学科をめざしてほしいこと、そのことでその後に付き合う人が変わり、仕事が変わり、人生が変わることを意識して、納得のいく科目選択をしてほしいと伝えました。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響なしに文化祭などの行事が行えるとともに、2年生は、ホームルーム合宿(修学旅行)という高校最大の楽しみもあるので、非認知能力を身に着ける良い機会にしてほしいと願っています。

この後、担任団の先生の紹介やPTA学年委員長のご挨拶、PTA学級委員の紹介があり、3年次の文理の選択と科目選択について学年の教務部から説明されていました。また、進路指導部からは大学入試や75期生の進路状況の説明、生徒部からは生徒指導の状況の話があり、旅行会社の担当者から修学旅行の予定について詳しく解説がされていました。