12月4日(月)臨時PTA総会で、PTAの組織改編とPTA規約の改正が承認されました。
この日の15時45分から開催された臨時のPTA総会で、PTA役員やPTA委員の負担の軽減と保護者が学校に関わりやすい環境づくりに加えて、教職員の働き方改革にも繋がるものとして、従来のPTAの組織を簡易化することが、規約改正を含め、投票により出席者の3分の2以上(実際は参加者全員)の賛成で可決、承認されました。
具体的には、各クラス3名を選出している学級委員を廃止して、学級委員が構成する学級委員会が毎年実施しているPTA学年集会は、これまで実質上その運営を担っている学校の総務部が保護者学年集会として企画・運営する。学級委員が構成する広報委員会は、毎年2回刊行していた「PTA広報だより」の発行(原稿依頼、校正、印刷等含む)を止めて、PTAブログを立ち上げ、リアルタイムで行事等の広報をする。広報に必要な写真などは行事ごとに保護者にボランティアを募り協力してもらう。学級委員が構成する文化祭バザー委員会も、バザーの企画・運営のボランティアを全保護者に募って実施するが、冠婚葬祭の形態の変化や引き出物のカタログ化、プリマアプリの浸透でバザー提供物も減っており物品が集まらない場合は中止や廃止等を含めて在り方を検討する。学級委員が構成する進路委員会は、毎年1回の大学バス見学等を行ってきたが、これも今まで実質上その運営を担ってきている学校の総務部が企画・運営する。
以上によりPTA組織は、役員会と会計監査委員会、指名委員会を基本とするシンプルな形になります。実施は、令和6年3月1日からです。
本件については、今年度の入って、PTA役員会や実行委員会で繰り返し議論し、練ってきたものです。臨時総会の質疑応答でも、時代に合わせた画期的な組織改正であり、規約改正だと評価していただける意見が出ていました。
これまでのように週末に頻繁にPTA実行委員の皆さんに来ていただいて作業していただくことも減り、会議も減らせると思います。教職員もPTAのための土日の出勤を減らせるし、広報の原稿や校正、写真のチェックなどの業務負担が無くなります。清水谷高校のホームページにリンクするPTAブログは設定も維持も費用がかからないので、PTA便りの印刷、発行の費用も節約になるでしょう。
PTA役員の皆さま、実行委員の皆さま、総務部長さん、総務部のみなさん、ありがとうございました。