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  • 12月4日(月)放課後に教職員人権研修を開催して、長谷川 満さんに「生徒の自尊感情を育む関わり方」についてご講演いただきました。

12月4日(月)放課後に教職員人権研修を開催して、長谷川 満さんに「生徒の自尊感情を育む関わり方」についてご講演いただきました。

12月4日(月)放課後に教職員人権研修を開催して、長谷川 満さんに「生徒の自尊感情を育む関わり方」についてご講演いただきました。

この研修には、事前にメールで清水谷高校の生徒の保護者にもお知らせをして、一緒に参加いただきました。

長谷川さんは、兵庫県加古川市で家庭教師システム学院の代表としてプロの家庭教師を育成される一方で、思春期の子どもや、不登校、発達障害などの子どもへの接し方などについて、毎年全国の中学生や高校生の保護者に多くの講演をされています。

この日は、子どもの自尊感情や自己肯定感を育てる関わりのポイントについて、1.子どもの話を聴く(考えや気持ちを聴く)・・・「どうしたらいいと思う?」、「どうしたら出来るかな?」、「どうしたい?」、「どうしてほしい?」、「何か手伝えることがある?」、「何から始める?」、「どうしたら楽しくできるかな?」など。2.気持ちを理解しようとする(押しつけない)・・・子どもは解決の答えを自分の中に持っているので、それを否定しない。3.管理者ではなく援助者になる(信頼する)・・・不登校を直せるのは本人のみ、無理やりにはさせないで提案する、決めるのは本人。4.子どもの良さを見つける(尊敬する)・・・先生が生徒の素晴らしいところを見つけて尊い、それを本人に伝える。5.弱さや欠点を受け入れる(受容する)・・・そのままのあなたで良いことを伝える。などをお話されました。

自尊感情とは、「自分」を他者との関わり合いを通してかけがいのない、価値ある大切な存在と捉える気持ちでのこと、自己肯定感とは、「自分はそのままの自分でOKだ」と思えることと定義され、自己受容、他者受容が大事なことを強調されました。

そのうえで、「大人の私たち自身が自分を大切な存在と思えているか?自分で自分を愛せているか?」というお話になり、『大人の自己肯定感を高める10の方法』を示していただきました。

講演の終わりには、最初の受付時にひとりずつ渡された詩が全員違うことを伝えて、それが今の自分に一番大切なメッセージだと思ってくださいと話されました。

私には、『弱いところ』という詩をいただきました。

「本当はね 弱いところに守られているんだ  弱いところがあるから 無理しないし 弱いところがあるから 人の気持ちもわかる  弱いところがいろいろ教えてくれる  だから 弱いところを大切にしなくちゃいけない 弱いところに感謝しなくちゃいけない by はせがわみつる 」

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