1月23日（火）午後3時から清水谷高校で大手前高校と夕陽丘高校と3校合同で授業向上などについての教員研修会が行われました。

昨年度から3校の首席の先生たちで連携して、その年の新規採用の先生の授業などを向上したり、お互いの学校の課題を話し合ったり、工夫していることを情報交換したりして、府立高校の魅力化を上げて行くことを目指すものです。

この3校は、大阪市内中心部の上町大地の上にあり、明治時代に大阪府立高等女学校として発足したいずれも創立115年を超える共通点のある伝統校です。現在は、清水谷高校は全クラス普通科ですが、大手前高校は文理学科の学校として、夕陽丘高校は府立で唯一音楽科を設置する学校として独自の特色を備えています。

少子化や大阪府の私学無償化、コロナ禍以降の小学校や中学校の不登校の増加など外部環境の変化とともに、新学習指導要領と新観点別評価への対応や、ベテラン教員の大量退職による世代交代など内部的にも様々な課題がある中で、大阪府立高校の魅力を再確認し中学生に発信して行くことも大事です。

この日の研修会でも、とても貴重な情報交換ができたようです。今後とも3校が切磋琢磨して更なる伝統を築いて行きたいと念じます。