5月8日(水)3限に1年生の生物基礎の授業を見学しました。
生物の細胞について、核膜の有無、細胞小器官の有無、細胞壁の有無で分類される話を、様々な具体例を挙げながら、生徒に問い、手を上げさせたり、周りの生徒と話し合わせたりして答えを考えさせて、言わせるようにしていました。
細胞について、ミトコンドリアは父親からは来ずに、全てを母親から受け継いでいるという話や、膜の役割と特徴について、スイカを冷蔵庫に保存するためには、ポリ袋が良いかビニル袋が良いかから考えさせたり、植物の細胞に細胞壁が必ずあるのに動物の細胞にはなぜ細胞壁が無いかなどの質問をして、記憶の定着を図る工夫をされていました。
授業の最後には、身近な地面で見かけながら気に掛けることのないイシクラゲというシアノバクテリアについて、教室で生徒に回覧させながら、水分を含むと光合成をし、乾くと光合成をしない原核生物であることを学んでいました。イシクラゲについては、もし興味があれば昼休みに生物教室で顕微鏡観察ができるようにすると伝えていました。