8月6日(火)あらためてオークランド風景①
一昨日までいたオークランドは、今の季節は真冬でしたが、朝の最低気温8℃、昼間の気温14℃くらいでした。朝は曇り空から朝焼けの見えたりする晴れ空、昼間は青空、午後5時くらいになると毎日のように雨になり、時に激しくどしゃ降りもあって、傘が手放せません。オークランドの男性は大きなゴルフ傘のような傘を持ち歩いたり車に積んだりしていました。
「1日の間に四季がある」と、この街の人たちは言います。ロンドンに住んでいた時に同じフレーズを聞きましたが、海に近くて丘はあっても高い山がないので、雲の動きが早く、海洋性気候の所が共通しているのでしょう。冬でも芝生がふかふかと地面を覆って、ラグビーやサッカー等のスポーツに最適です。このあたりもイギリス人を引き付けて、故国へ帰さなかった理由かもしれません。街の造りも、番地の付け方も、家の作り方も、車が左側通行の路も、ラウンドアバウトの交差点や信号も、ロンドンの街そっくりでした。
10年ほど前からマオリ文化を特に大事にするようになっているということで、駅名やバス停の交通表記や車内案内は、マオリ語と英語の併記、併放送になっていました。
そんな中で、冬の季節でも、マオリのスカートに草履ばきという男子高校生や、半袖、短パン、サンダル姿のおじさんたちを多く見かけました。薄手のダウンコートを着ている人は見かけましたが、厚手のコートは不要な街でした。
地元紙の人に話を聞くと、夏は朝が14℃、昼間が高くて24℃くらいで、日本の夏に比べて随分と過ごし易そうです。今の日本の暑さはやはり身体にはダメージが強すぎると思います。