「ユニバーサルデザイン」の研修を実施しました

 今回は、本年度中学部で実施した研修について紹介します。


 平成25年7月23日(火)、本校視聴覚室にて、「ユニバーサルデザインのある学びについて」のタイトルで中学部の部内研修を実施しました。
 講師には、高槻支援学校の指導教諭 植木祐美子先生をお招きし、お話を伺いました。

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 「ユニバーサルデザイン」のコンセプトは、「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」で、「もともとバリアのない世界を最初から構築すること」をめざすことを真のねらいとしています。
 こういった視点から、どの子も意欲的に学べる授業作りをめざすことが、「ユニバーサルデザインのある学び」を作ることと言えるでしょう。

 それでは、「すべての子どもが学びに参加できる」、「多様な学びに柔軟に対応できる」などの「ユニバーサルデザインのある学び」の原則に立つ授業をどう作っていったらよいでしょうか?
 今回の研修では、その具体的な事例をいろいろと教えていただきました。

 いくつかキーワードを上げますと、「構造化」「教室環境の整備」「指示理解を促す支援の工夫」「個のニーズに応える支援の工夫」といったことに関する具体的な方法を教えていただきました。

 その豊富な事例に圧倒されるのと同時に、本校でも活用できるという手応えも感じ、とても有意義な研修になりました。