. 続けて、中学部の研修を紹介します。
平成25年7月30日(火)、本校視聴覚室にて、「コミュニケーション支援 〜 インリアル・アプローチより 〜」のタイトルで中学部の部内研修を実施しました。
講師には、生野聴覚支援学校の指導教諭 河内清美先生をお招きし、3時間にもおよぶ研修となりました。

自立活動の内容で、コミュニケーションの課題は大きな柱の一つです。
インリアル・アプローチは、コミュニケーションにおいて子どもの立場や気持ちを尊重し、そのために周りの大人には何ができるか?という視点からのコミュニケーション支援です。大人のかかわり方を見直すことが、子どものコミュニケーションの力を育てることにつながるという考え方です。
その手段として、コミュニケーションの場面をビデオに撮り、分析し、子どもとのかかわり方を見直していきます。
この研修では、実際のビデオを見せていただき、その分析をどう行ったか、分析を元にどうアプローチを変え、その結果としてコミュニケーションがどう豊かなものになっていったのかを紹介していただきました。
中学部では、生徒一人ひとりのコミュニケーションの課題は様々です。子どもとのかかわりという基本的なところからのアプローチという内容で、とても参考になりました。