6月26日(金)5・6時限 B体育館にて高等部3年生の保健体育の授業で『授業研究』の研修が行われました。
プランナーは保健体育科の阪本先生です。事前に授業に入っている先生たちに授業案を配付して説明、打ち合わせを行いました。
授業前半は愛媛大学の花熊先生、教頭先生が、後半には校長先生が見学しました。学年、学部、他学部の先生等も見学しました。
生徒はいろいろな方が見ていることで、はじめは緊張していましたが、授業が進んでいくうちに運動に集中していきました。
授業の流れは以下の通りです。
(1)点呼、挨拶

(2)ウオーミングアップ
・吹田体操
・ウォーキング
・ランニング
(3)休憩
・水分補給
・トイレ
(4)トレーニング1
・ストレッチ(柔軟性を高める)
足をおって座って、そのまま後に体を倒す。「いたたた」と言う声も聞こえてきました。Team Teachingでやりにくい生徒には先生が補助したり、見本を示したりします。
毎日やっていくと体が柔らかくなります。家庭でもお風呂上りにやりましょう。
・筋力トレーニング(筋力を高める)
腕立て、腹筋、スクワットの3種目行いました。体幹の支持を目標に回数をこなせなくても、「終わり」と言われるまで基本姿勢を保持しました。
ぷるぷるとなりながらもみんながんばっていました。
(5)トレーニング2
・ステップトレーニング
(巧緻性を高める。サイドステップや大またなどで体育館中央の線のところまで行きあとは歩く。)
(6)クールダウン、挨拶
授業後、花熊先生から、
「この内容の授業はまだ2回目と聞いたが、それにしては生徒たちは指示をよく理解して動きがよかった。子ども同士の関わりが少なかった。関わりを増やすにはどうしたらいいか?」
「生徒が落ち着かなかったことで先生が生徒を気遣い、手をつなぐ場面が見受けられた。高校3年生と言う年齢を考えたら、ふさわしくない。手をつながないと落ち着けない生徒を作ることになる。自分の力で落ち着けられるよう導いていってほしい。」
「先回りして介助しすぎている。」
等のコメントをいただきました。これからの生徒との関わり方に大きなヒントになりました。