合理的配慮について人権研修を実施

年末になりました。2学期に実施しました校内研修について報告します。

8月31日に、人権研修「特別支援学校での合理的配慮と教育 」 を実施しました。講師は大和大学 准教授 井上和久先生です。井上先生には昨年度実践交流会の分科会でお話を伺いましたが、引き続きお越しいただきました。

本年4月に障害者差別解消法が施行され、学校においても合理的配慮の提供が義務付けされました。

井上先生からは、その概略と支援学校でどのような対応をすべきかそのポイントを説明していただきました。

約1時間半の講義でしたが、後半の質疑応答も活発に行われ、教員の関心の高さが伺われました。

参加者からは、

・「基礎的環境整備」と「合理的配慮」についてよくわかった。

・具体例を教えていただいてありがたかった。

・「合理的」の意味がよくわかった。

・法が施行されて今までの指導を見直す必要性を感じた。

・生徒や保護者のニーズを捉え、誠実に対応していくことが大切だ 。

といった感想が寄せられました。

本年度はこれからも「合理的配慮」に関する研修を進め、1月の実践交流会では本校の取り組みを報告する予定です。