最近よくHSPという言葉を耳にしますが、皆さんは聞いたことがありますか？
HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、
非常に感受性が高く敏感な性質を持った人のことを言います。
感受性が高く敏感なので、人の反応等によく気がつき、傷つきやすい一面も持っているそうです。
そして、これは、育った環境や受けた教育などの後天的なものではなく
生まれながらに身についた先天的なものなのだそう。
もちろん、病気や障がいではありません。
最近、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが「自分はHSPだ」と公表されて
HSPは一躍有名になりました。
研究結果では、HSPは5人に1人はいると言われていて、
刺激に敏感で疲れやすかったり、人の気持ちに共感しやすく振り回されやすかったり、という特徴があり
生きづらく感じている人もいるようです。
先日、本校の図書室に立ち寄ったところ、さすが吹田東高校の図書室です！
カウンターにHSPを取り扱ったこちらの本が置いてありました。
もし、自分にも心当たりがあるな、と思う人はぜひ手に取ってみてください。
（この本は、私の自宅の本棚にもあります）
そして、田村淳さんを見てもわかるように、HSPは長所でもありますからね。
田村さんのお笑いのセンスは、きっと他人の反応をとても気にするところから育ったもののような気がします。
田村淳さんの公表後、他にも芸能人で自分は「HSPかもしれない」と言っている方が多く出ているようです。
自分だけが特別だ、と気にするのではなく、
他にもこういったことを感じている人がいるのだ、と知るだけで楽に（楽しく）生きられるようになることもあります。
今日はHSPの紹介をさせてもらいました。