0128 3年生現代文ビブリオバトル

先週まで、3年生の現代文の一部クラスでは「ビブリオバトル」(お勧めの図書をプレゼンで紹介する)をやっていました。

あるクラスを見に行きましたが、
予選を勝ち上がった「決勝戦」だけあって、プレゼン上手のツワモノぞろいでしたよ!

↑こちらの生徒がこのクラスの1位となりました。
J.R.R.トールキンの「ホビットの冒険」を紹介していました。
とにかく、プレゼンが上手でした!身振り手振りを交えて、説得力のあるプレゼンでした。
以前にも、校長ブログで「メラビアンの法則」を紹介したことがありますが、
人は視覚情報から55%の情報をつかんでいると言われています。
堂々と、身振り手振りも入れながらプレゼンすること、はとても大事なことですね。

↑こちらは2位の生徒です。
野島伸司の「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」を紹介していました。
「人間失格」というと、太宰治の有名な作品ですが、こちらは「人間・失格」ですね。脚本家としても有名な野島伸司の著書です。
こちらは1994年にkinki kidsの2人が主演でドラマ化された小説です。
この当時はまだ生徒のみんなは産まれていなかったと思いますが、kinki kids愛のこもった、熱いプレゼンでした。

個人的には
汐見夏衛「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」のプレゼンも気になりました。
これは、70年前の戦時中にタイムスリップをし、まもなく鹿児島・知覧(ちらん)から特攻隊として出撃する青年と出逢った話で、
涙なしでは読めないそうです。

私自身は、鹿児島・知覧の「特攻平和会館」には、大学生のころ初めて訪れました。
まだ10代の青年たちの、特攻出撃前に、家族に宛てて書いた手紙などが展示されており、
自分の人生観・価値観が大きく変わりました。

この本はぜひ読もうと思いましたし、皆さんにも、知覧はぜひ訪れてほしい場所です。

3年生のビブリオバトル、非常に見ごたえのある時間でした!

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