５月17日は、２年生の「総合的な探究の時間」にて、世界的にも現代アートで有名になった、香川県の直島での事業についてをベネッセホールディングス様より、少子化に伴う小中学校再編についてを豊中市役所様より、お話をいただきました。
今回はオンラインで行ったので、登壇者の皆さんと画面上で記念撮影を行いました。
まず、ベネッセアートサイト直島のお話は、直島が日本で３番目にたくさん観光客が来ている街であることに驚きました。元々は産業廃棄物の不法投棄で名を知られてしまっていた、瀬戸内海の美しい島、直島。
安藤忠雄さんなど有名な建築家による美術館や、現代アートの作家たちの作品を作っていく過程には、町民の皆さんにもアートの制作に関わってもらっていたというお話や、各民家にも町民の皆さんがそれぞれ工夫してアートの島にふさわしい「のれん」を掲げている、というお話が印象的でした。
また豊中市は、吹田市のお隣の市で、市全体では人口が増加していますが、豊中市を７つに分けた地区のうち「南部地域」だけは、人口がどんどん減っており、少子高齢化が進んでいます。
この南部地域でいくつかの小学校と中学校を合わせ、１つの義務教育学校を作っていかれているお話は、その裏にどれだけ大変なことがあるのだろうと、想像を掻き立てられました。
「公務員とは【世の中が良くなるために頑張る仕事】。自分が思いついた世の中にとって良いものは何でもやってみよう」という言葉が、とても心に残りました。
なかなか、大人でも聞けないお話を聴く機会が続いています。講演者の皆さまには大変感謝申し上げます。