本日5・6限の2年生教志コース「教志入門」では大阪成蹊大学・石田 貴子教授による『幼児教育模擬授業』~保育の「リーダー」をめざそう~ と題した特別講義を受講しました。コロナウイルス感染防止の対策も講じていただきながら、対話的で双方向で、しっかりワークもある講義を実践いただきました。
最初の問いは(アイスブレイク的に)「保育」とは? Q幼稚園の先生/保育士の仕事とは ・・・ Aそれぞれが「自分の答え」を書き、その答え(インタビューで確認)から ①「遊び」=「学び」②「生活」というキーワードを示していただきました。★遊びへの援助・生活への援助
次に『やってみよう、遊び体験(1):手遊び』・・・「グーチョキパーでなにつくろう」 Qなにつくる?(自分アイデア)では、みんな楽しく取り組み、その後の Q手遊びの中の「学び」?では、みんな真剣に考えていました。先生から 〇先生のまね(人との関わり)〇イメージ 〇工夫・創造 〇リズム・歌 〇右・左 などの「学び」があることを教えていただきました。
後半は『やってみよう、遊び体験(1):お話をつくろう』(ファンタジーの多項式:ジャンニ・ロダーリの創作法より)・・・「誰が」「どこで」「何をした」「何と言った」「みんなは何と言った」「終わりはどうなった」・・・6人がそれぞれに書いた言葉をつないで物語を作り、みんなで楽しみました。ちなみに、ほとんどのグループの「誰が」は先生でした。★子どもの遊びはイメージ豊か → 保育者も想像力が必要
しっかり構成され、楽しく過ごしながら、気が付けばしっかり要点の理解ができているご講義でした。「学び」の語源は「まねぶ・まねる」とされます、また、幼児の「ごっこ遊び」はまさに、真似をすることです。「遊び」の活動を通じて新しい機能を獲得し、社会の習慣、役割を身につけていく「学び」です。