8月28日(月)、教志コースの授業で、6月・7月の「実地実習」で学んだことについての発表会を実施しました。この日は、「保育所」「小学校」「中学校」での実習を経験したみなさんからの発表でした。
保育所では、子どもを叱るとき、ただダメ、というのではなく、なぜダメなのかを子どもの目線に立って言い聞かせることが大切であることや、2歳児と5歳児の保育の内容の違いについて、学んだことを発表してくれました。
小学校では、低学年と高学年、それぞれの児童との関わり方の違いを体験したこと、また、ペアワーク等を取り入れた、児童主体の授業等の見学、「ありがとう」「どういたしまして」というやりとりを意識して行うことでのコミュニケーション効果等、多くのことを学んだと発表してくれました。
中学校では、生徒に助言するとき、「〇〇〇がとてもよい。あとは、△△を□□すると、もっとよくなるよ。」と、まず「ほめる」ことを大切することや、体育等の授業では、冒頭に「今日は、◎◎ができるようになろう。」等のめあてを示すことで、生徒のやる気を育てているということを学んだと発表してくれました。
教志コースのみなさんが、この実地実習で得たかけがえのない学びは、今後の教志コースで受ける講義等の理解を一段と深めるものとなり、さらにその先の進路選択にも大きく関わるものとなるでしょう。
実地実習で、本校生徒を受け入れてくださった、保育所、こども園、小学校、中学校のみなさま、本当にありがとうございました。11月・12月にはまた後期の実地実習でお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。