教志コース ~「算数・数学を学ぶ意味」~

 8月29日(火)、教志コースでは、平安女学院大学より 井上 正人 特任教授にお越しいただき、「算数・数学を学ぶ意味」というテーマでご講義いただきました。

  

 前半、「小学校で学習した算数の内容で、役に立っているものとそうでないもの」をグループで話し合い、生徒のみなさんからは、さまざまな意見が出されました。井上先生からは、「知識としては役立っていないものがある。でも、見方や考え方は日常生活でも使われる、あるいは使ってほしい。」とご助言がありました。私の経験からも、「いったい何に使うのだろう?」と思っていた算数の考え方が、ある時思いがけず仕事に役立った、ということがありました。

 講義の中では、「予言数」「フィボナッチの数列」「消える妖精」等、子どもたちの「なぜだろう」を引き出す「不思議」も紹介してくださいました。

 子どもたちの素朴な疑問を大切にし、子どもたちの豊かな発想を生かして、数の大きさに対する感覚や数を多面的に見るといった「数感覚」を育てていくことが大切なのだと教わりました。

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