少し、カレンダーを遡りますが、6月3日(月)、教志コース「教志入門」では、びわこ成蹊スポーツ大学より、高橋 佳三 教授にお越しいただき、「古武術をいかす」をテーマに実技指導をしていただきました。最初に、高橋先生から、「みなさんには、オリンピック選手等のアスリートに教えるのと同じことを伝授します!」と告げられ、コース生のみなさんはワクワクしながら実技に取り組みました。
実際に身体を動かしながら、普段の活動の中であまり意識することのない、骨盤や筋肉の働きに着目し、先生に教わった通りの動きをしてみると・・・!押されてもびくともしなくなったり、自分でも驚くほどの柔軟性を体感したり、その度に歓声が上がっていました。
身体を鍛えるにも、さまざまな種目を練習するにも、どのようにその動きが成り立っているのかを理解しているかどうかで、その成果には格段の差が出てくるのだと思いました。講義が終わった後にも、自分の取り組んでいる種目のトレーニング法や動きについて、熱心に高橋先生に質問しているコース生の姿も印象的でした。
この日は、ちょうど体育祭の前々日だったため、走る競技のスタートダッシュの秘策になるのでは、との声も聞かれました。さて、成果はどうだったのでしょうか?
そして、今、教志コース生のみなさんは、6月10日(月)からの「教志入門」の授業時間に、高槻市内の小中学校、幼稚園、保育所等で実地実習に取り組んでいます。それぞれの学校園の現場で、生徒・児童・幼児のみなさんとふれあい、先生方にご指導いただくことで、これまで「教志入門」の講義で得たことを体感し、理解を深める、かけがえのない機会になると思います。お世話くださるみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。