6月26日(水)、2年生のみなさんを対象に、非営利型一般社団法人 日本LGBT協会より、代表理事 清水 展人 氏をお招きし、「女らしく男らしくより、『自分らしく』」をテーマにご講演いただきました。
私たちは、清水 氏から「誰もが幸せに生きる、自分らしく生きる権利がある」という力強いメッセージを受け取りました。
講演の中では、性の多様性について理解する指標とされる、4つの要素、SOGIESC(性的指向、性自認、性表現、性的特徴)のうち、「性表現」「性的特徴」は他の人から見えやすいが、「性的指向」「性自認」については、見ようとしなければ見えないものであり、特に大事にしなければならないものであること、また、「人」を大切にすること、すなわち、その人らしい素晴らしい魅力・能力を発揮できる安心の人間関係を築き、社会問題・人権問題への持続的関心を持つことが大切であることを教えていただきました。
清水 氏から、ご自身がこれまで歩んで来られた道のり、そしてこれからめざすことを伺う中で、もちろん多様な性がメインテーマではあるけれど、私は、もっと何か壮大なものが心の中に広がっていくような感動を覚えていました。
生徒のみなさんが、そして私たち大人も、これから歩むべき人生において、「ありのままを大切に」と背中を押していただいたように感じました。
今回、この講演会については、2年生の保護者の皆様に、お子さまを通じて、参観のご案内をさしあげていました。今後もまた、ご案内をさせていただくことがあると思いますので、その際には、ぜひ、よろしくお願いいたします。