令和7年度の授業がスタートし、1年生、2年生、3年生、それぞれに、新たな気持ちで学習に取り組んでいます。
「教志入門」の授業も、4月14日より始まりました。今年度の教志コース生は、50人。DX事業で整備された会議室に、コース生のみなさんの、期待とそのエネルギーがあふれています。
4月21日には、兵庫教育大学から大野 裕己 教授 をお招きし、「学校を『マネジメント』する―信頼される学校のしごとづくりに向けて―」をテーマにご講義いただきました。
まず、学校のしごとは、その特徴として、きまりきったことをするだけでなく、「あいまいで偶然」であること、「つながり」が大切であることを教わりました。
次に、コース生のみなさんが、予めそれぞれで考えてきた「よい学校」が備えている要素や条件を、付箋に書き、それを、班ごとに一枚の模造紙に集約しました。
関連のあるものを集めてグループを作り、そのグループどうしのつながりを考え、「よい学校」をつくっていく。どの班も、考え、意見をまとめていくうちに、どんどんアイディアが出てくる様子で、班ごとに個性あふれる「よい学校」ができあがりました。
みなさんが考えた「よい学校」、これはみなさんの北高への期待でもあるのだ、と強く感じました。大野先生がおっしゃっているように、「個の力」をつなげて「望ましい学校」をつくっていくことを大切にしながら、北高がみなさんの描く「よい学校」であり続けられるよう、私も校長として、頑張ります!