4月22日、千里金蘭大学から 阿形 恒秀 教授(鳴門教育大学名誉教授)をお招きし、「児童生徒理解と教師の役割」をテーマにご講義いただきました。
教師が教え子に与える影響は、教師の思惑をはるかに超えるとても大きいものであり、それが教師という専門職のやりがいである、ということを、ご自身の経験を交えてお話しくださいました。また、「良い授業」とは、児童生徒が生き生きと学ぶ授業であり、そのためには児童生徒を理解し、関係性をつくらなければならない、すなわち「生徒指導力」が必要である。「学習指導」も「生徒指導」も丁寧に行う教師になろうとすることが大切であることを教えていただきました。教師が、児童生徒に伝えたいことがあるとき、それをどう伝えるのか、児童生徒にどう伝わるのか、一人一人、一つ一つの個別性が大切になってくるのだと感じました。
阿形先生には、5月にもお越しいただき、今回の講義の続きをお願いしています。今回の講義が終わったとき、コース生の何人かが、「続きが気になってしかたがない」と話していました。実は、私もそう思った一人です。次回のご講義を今から楽しみにしています。