What You Can Do

 昨日、4月22日(木)5限に1年生(77期生)対象人権講演会が行われました。中身の詳細については、生徒の皆さんが感じたことを実行に移すことで保護者の皆様に伝えてもらえるとして、ここでは77期生が自分たちで行う初めての行事という観点から眺めた様子をお伝えしたいと思います。

 職員会議でお知らせいただいた予定表では14:10から14:20に司会生徒による挨拶とありました。その前の時間帯から、体育館での並び方の案内、点呼が終わった時の指示を的確に行い、点呼が終わり次第各クラスが着座し、14:13にはすべてが整い、14:15には挨拶を終え、講習会の目的、意義などの説明がなされました。「自分事と受け止める、気持ちを変えることで、行動を変えられませんか。」心に届く声を生徒の皆さんに投げかけ、講師の方をご紹介し、会が始まりました。緊張感が漂う中、講師の先生から「楽な気持ちで聞いてください。」と声を掛けられ、会場全体の空気がどっと緩んだ様子を見ながら、状況をわきまえ自分たちで空気を作り、環境を整えることができる集団であるということに感動を覚えました。私自身、茨木高校での「あたりまえ」のレベルの設定を少しずつ上げていくべきなのかなということを感じさせてもらえた時間でした。

 ご講演の中のお言葉、『「できること」と「していいこと」は違う』は情報モラルのみならず、人生の中で、人との関係の中で常に自分に問いかけなければならないことであるとあらためて気づくことができました。「できること」「していいこと」英訳するとどちらもWhat you can doになりますね。常に問いかけましょう。What can I(you, we) do?