気が抜けない打線!

皆さんはピッチャーです。最善の準備をしてマウンドに上がります。肩の仕上がり具合は順調、バッターボックスには1番から足がめっぽう速く塁に出たらうるさいバッターからシーズン最高のホームラン記録を打ち立てた打者まで細心の注意を払って外角低め、内角高めストライクゾーンをフルに使って投げ分けても抑えられるだろうかと迷う...。

 10月12日より17コマの授業を見学して率直に感じたことです。講義型の授業のように見えても、頭は常にフル回転。思考が中断する様子が見られません。発表が求められる授業、アウトプットを意識してインプットしなければなりません。さらに発表する際の表現力も必要です。体育ではディスク、ジャベリック、柔道では人を投げなければなりません。数学では背理法を疑うことや、英語でのDNAの発見に関する話を読み、化学では酸・塩基の強さについて考え、国語では源氏物語、鶏口牛後。どの教科のどの科目も魅力的で面白く、先生方の説明もユニークで、オリジナル。化学の授業での「バレーボールコートを思い浮かべてください。」や数学の計算として「ツル,犬と来て次は何の動物でしょう。」という様々な問いかけに一瞬たりとも気が抜けません。1限から5限までど真ん中にボールを投げた瞬間にホームランされる危険のあるバッターが並んでいます。しかし好投手ぞろいの茨高生たち。並みいるバッターと対峙しながら成果を収めていきます。本日は時間の都合上、概要だけのお伝えとなり詳細は時間と紙幅が許す範囲で追記しようと思います。土日(あっ土曜日はもう終わろうとしている...。)にしっかり肩を休めて月曜から好投を期待しています。よい週末を!