2000年春、小学校では、一人(Team Teachingではなく)で授業をすることが多くなった。訪問する小学校の教室に行き、授業を行う。ありがたいことに、小学校では日本語の授業が待ち望まれていた。折り紙、数字ダンス、「よべみ」の歌(また稿を改めてRoad・Broad・Abroadでご紹介できればと思います)。日本の文化、言語、文字をkinesthetic learningを通して得られるように授業を組み立てていた。
語学の授業は同時展開だったので、隣のクラスでは、元気よくいつも Slama pagi, Apa kabarのあいさつの声が飛び交っていた。インドネシア語を聞くと、一人で授業をやり始めたときの心細さとインドネシア語の先生の包み込むような笑顔に励まされて授業をしていたことを思い出す。
11月4日(金)インドネシアのAssalaam Islamic Senior High Boarding Schoolから生徒(35名)、教員(5名)計40名が茨木高校を訪れました。授業・施設見学の後、歓迎セレモニーでは、双方の学校の代表者によるお互いの言語を通じての挨拶。それぞれの国のダンスを披露し、お互いにその美しさ、力強さを讃え合いました。
交わす言葉、通う心、想い。対面して熱、その波を感じるからこそ届くものがあるんだと感じた瞬間でした。
大阪観光局の今年度初めての海外からのお客様だったようです。労をお取りいただいたことに心より感謝申し上げます。また、この日のために全力を尽くしてくれた係の生徒の皆さん、お世話いただいた先生方、皆さんのお力で大切な初めの一歩が踏み出せました。 Terima Kashi