「大丈夫ですか?」 事務を出るときに部屋にいたすべての人から声をかけられた。扉を開けようとしてくれる人。重そうな荷物を心配そうに見てくれた人。多くの人に見守られながら部屋を後にした。
「何か手伝うことがありますか?」玄関の下足室のところで私よりも年上の先生に声をかけていただいた。
「持ちますよ。」久敬会館(同窓会館)の前で自転車のかごから荷物を取り出すのに戸惑っている私に野球部の部員が声をかけてくれた。「いけるよ。」と私。もう一度、笑顔で「持ちますよ。」と声をかけてくれた。笑顔を返して、階段を上りながら、グランドへ走っていく彼の後姿を眺めた。
立ち止まることのない一日でした。久敬会館ではネクタイの模様も褒められ、射抜かれる言葉に満たされた日でした。
みなさん、ありがとう。