ぶるびるな ぶらびらない

「~高校の生徒だから、もっとできると思ったんですけどそうでもないですね。」 「1年生だからあんまりややこしい説明はせんでもいいかなと思ってやめときました。」 以前英語を教えていたころ、勤めていた学校の先生方との会話の中で新年度当初よく聞いた言葉です。肩に力が入っている先生、不安に押しつぶされそうになっている先生。新しい生徒との出会いは緊張を強いるものです。どきどきとわくわくのせめぎ合い。自分を説得するような言葉を探してお話をされているようでした。

 そんなときいつも先生方とのお話の中で、『「買いかぶってはいけないけれど、見くびってもいけない生徒たち。見くびってはいけないけれど、買いかぶってはいけない生徒たち」、「ありのままに」受け止めて、生徒にとって必要で、大切なものを、適切に伝えられるよう、しっかり生徒の様子を観察、共有してみんなで話し合って、生徒と向き合っていきましょう。』というお声がけをしました。

 今日(4月13日)から本格的に授業が始まります。生徒のみなさん、自分自身を必要以上に「買いかぶらない、見くびらない。」「ありのまま」の自分をしっかり見つめて、自分の、自分にしかない「歩幅」で歩んでいきましょう。友人、先輩、先生方が み(見、観、看、診)守っています。佳き初日、良きスタートとなりますように!