第53回水泳合同記録会茨木高校杯

朝、7時過ぎ、JR茨木駅から学校へ向かう途中、多くの中学生が自転車で追い越していった。一様に緊張していることを伝えあう姿にもしかしたら大会への参加者なのかなと想像しながら、到着した。先ほど追い越していった多くの中学生に再度出会った。

主催者となる茨高生との話の中で、自身も茨木の中学の出身で一参加者であった自分が、運営する側に立ってこちら側にいることに感じるものがあるということを伝えてくれた。コロナ禍の中での行事運営、中止、延期、縮小が繰り返される中で53回の歴史を数えてこられたことは本校の生徒、顧問の先生方のご尽力はもとより、中学校の先生方の熱い思いや絆があってこそのことなのだろうという思いでプールを眺めました。

昨年学んだ「奇跡の方程式」、そこに欠かせない「感謝の思い」。「ありがとう」とその結果起こった奇跡に対する「おめでとう」があふれる大会になること、そして大会記録のアルファベットにRが刻み込まれることを願うというメッセージをお伝えしました。聞こえてくるホイッスルの音、初めて出場する中学生にとって様々なことにチャレンジするスタートの音になることを願って、そっと応援しています。いい記録が出ますように!