先週木曜日夕刻、旗を降納しているときに学校へのフォローアップ事業に携わってくださる方がお声がけくださり、言葉を交わした。
「校長先生、6月はお忙しかったようですね。」と一言。「?」の表情の私。「ブログがずっと更新されていなかったので...」、少し困惑された様子でお話される姿を拝見しながら、いろんな方に読んでいただけるとするなら、少しでも時間ができればお伝えできることをお示ししなければいけない、いや、お届けしたいと改めて、思う機会となりました。
業務上のお話をされた後、「ブログを書いてくださるのを楽しみに待っていますね。」と声をかけて去られました。
「て形」です。前回のブログでは、
懸命に活用を覚えてから練習です。そこにはありとあらゆる困難が待ち受けています。機会を改めて、続きをご紹介したいと思います。
で終わっています。
依頼する表現として重宝する「て形」、大きく立ちはだかる動詞の活用。
例えば「辞書形」「きる」
漢字で書くと「切る」「着る」。 「ます形」「着ます」「来ます」「切ります」
「て形」 「着て」「来て」「切って」
当時はkinesthetic learningを用いて日本語を学んでもらおうということで。こちらが口頭で言った依頼を動作で表してもらうということをyear10で取り組んでいました。
そもそも「来てください」と「着てください」は文脈やアクセント(これは地域差があっってこの項目だけでもブログ一本書ける内容があります。また稿を改めて)で使い分けるしかありません。ここで大きく立ちはだかったのが促音便--「っ」です。
「来てください」「着てください」「切ってください」の区別が難しいのです。ゼスチャーとしてあらわす際に、「来る」動作をするもの、「着る」動作をするもの、「切る」動作をするもの三者三様です。生徒の「っ」に対する不満は大きく「何で音にないものが文字としてあるねん。」「日本語って意味わからん。」「機能性が低い。」口々にありとあらゆる文句を言ってきます。そんなときは、まずoftenを提示し、このtはなぜ発音しないのと問うと必ずtを音にした発音で存在をアピールしてきます。最終的には、fight, night, knightを提示することによって何とも言えない空気の中で「覚えなしゃあないか」を共有することとなります。しかしこの促音便を体得してもらうためにkinesthetic learningの様子を再度示す必要があるのですが、それはまた後日ご紹介いたします。
予定
促音便「っ」を示すゼスチャー 「サッカー・中央線取り囲まれ事件」
着脱動詞と「て形」
着脱動詞の種類の多さについて
下線部が「て形」になっています。多種多様な使われ方をしていますよね。