熱気、活気、歓喜。対面であるからこそお伝えできる思いがあることにあらためて気づけた二日間となりました。9月17日、18日に2か所で中学生やその保護者の方々の前でお話しする機会を得ました。コロナ前には大阪市内の各区の説明会でプレゼンやブース形式でお話しする機会もたくさんあったので、いろんな生徒の少し心がほっこりするような、時には心が湧きたつような話を会場で、対面でしていたことを思い出しました。
茨木高校の、茨木高校にしかない素晴らしい部分は余すことなくお伝えしたつもりですが、本当の生徒の姿は本校での説明会でご覧いただければと思います。
話の中で、担任として、生徒会主担として、体育祭担当者として、進路部長として、生徒指導室での出来事や進路指導室で将来を語り合ったこと、GL委員長としてGL10校に思いを馳せたこと、そしてもちろん一人ひとりの生徒と向き合って話をしてきたことなどを思い出すいい機会となりました。35年(採用されたのが25歳)いろんなことがありました。駆け抜けた時間はあっという間、駆けた道のりは甚だしく長く、心通わせることができた人々の数は万単位。出会ったすべての人に心から感謝の念を送りたいと思います。
体育祭の時に審査に訪れた75期生の昨年の総長さんが声をかけてくれました。「やっと大学合格のお知らせができます。昨年度の年明けからお話ができるようになり(カンガルーを手渡した第一号者です)、たくさんの力を得ました。」この一言は、茨高に赴任して、直接かかわったことがある卒業生からかけてもらった初めての言葉です。昨年度の3月、卒業式を終えて校舎の撮影をしている彼女と話をしたことを覚えています。「もっとみんな校長先生と話をすればいいのに。私ももっと早く話をしておけばよかった。」上記二つの「」は私の茨木高校の中での大事な宝物です。
可能性は無限大、時間は有限。出会う人の大半は一期一会。