走る前に!

11月にはたくさんの「コト」「モノ」「ヒト」との出会いがあった。

「コト」「ヒト」10日には校長研修に参加し、カリキュラムマネジメントー授業改善を進めるためにーというご講義を頂いた。面の授業改革についてのお話があり、ー「間延びせん程度に間が使えるベテランの先生の授業」「教師と生徒が同じものをいっしょに、ともに見る学び―共同注視」ー本校の授業を見学する中で感じることや先生方との振り返りの中で聞かれる言葉をご講義の中で様々な形でお示しいただいた。残り3か月強の中で先生方と共有し、より良き授業がなされるよう力を尽くしたいという意を強くした。

 翌11日は大冠高校で大阪府立高等学校PTA協議会第2ブロック会議に参加し、ブロックの高校のPTA役員の方々から各校での取組みについての報告がなされ、各校コロナと向き合い、乗り越えながら活動を続けておられた様子を分かち合う場となった。

 仏教大学副学長、原清治先生からポストコロナの教育について考えるというテーマで、保護者としてちょっとだけ配慮すべきことについてご示唆頂いた。「大学のトイレが大渋滞」「教室の電気をつけない大学生」「体験活動が自尊感情に与える影響」「読書と勉強」「お手伝い」「みんなの前でほめること」コロナ以前から問題として横たわっていたこと、コロナを経て浮かび上がったこと、「ありがとう」が言える、聞ける機会の創出が鍵になることを感じさせてもらえる貴重な機会を頂いた。

 「ヒト」「コト」20日は静岡県立藤枝東高校から本校の取組みについての視察、24日にはGLHSの学校訪問として早稲田大学の教授が本校を訪問され、意見交換やご提案などを頂く機会となり有意義な時間を過ごすことができた。

 「モノ」「コト」26日には茨木市「おにクル」の開館記念式典に参加し、名前を発案したお子さまから由来をお聞きする機会を得、感謝状を手渡された方々からの感謝の念を聞かせていただくなどスピーチをされるほぼすべての人がまさしく手作りで作りあがった「おにクル」が手作りの会の中でお披露目されていることに心動かされたと仰っていた。次なる茨木のこれからのますますの発展が期待できる会に参加させていただき素晴らしい日曜の朝を過ごさせていただいた。

 会場入りする前には、クリーン大作戦に参加している茨高生(おそらく陸上部員のみなさん)が清掃活動に勤しんでいるところを垣間見ることができた。胸が熱くなった。

 18日のゆうかりの会では歴代の校長先生方やPTAの役員の方々とご一緒し、茨木高校の文化がどのように形作られてきたかについて思いを馳せ、また、その大切にされてきたことをいかに継承していくかということについて深く考える機会を頂いた。

 12月を駆けていくために十分すぎるWarm-Upとなった。本当は一つひとつのことを取り上げてお示しする内容ばかりである。残念であり、申し訳なく思う。

 生徒のみなさんは明日から後期中間考査、寒風吹きすさぶ中ですがともに走りましょう。