職員室前にいた数名の生徒たちが校長室を出たところに駆け寄ってきてくれた。冊子を差し出してくれた。表紙に書かれてあるRafflesia臨時号。図書委員のメンバーが直接渡してくれるために待ってくれていたのだった。その中身については実際に読んでいただくこととして、対面で渡そうとしてくれたこと、そして2年前のRafflesiaで初めて教員としての自分の歩みを述べたことを思い出した。感慨深い。3年生(77期生)の最後の執筆となるという記述、時の流れと、重み、そして一緒に時間を過ごしているのだという幸せな気持ちに包まれました。走り出す前のみなさんの佇まいも心の引き出しにしまいました。図書委員のみなさんありがとうございました。生徒のみなさん是非ご一読ください。
同じ金曜日、バレー部の顧問の先生から3年生の部員が地区選抜の代表選手に選ばれたというご報告に来てくださいました。その事実が何よりもうれしかったことと、顧問の先生がどれくらいうまいのかを説明しながらわがことのように喜んでおられることに幸せを感じました。
日曜日には長居競技場を訪れ、陸上の中央大会を見学しました。出場することが大きな目標、そしてそこで自己新記録、一つでも上の順位、次のステージへ向かって自分に問いかけること、他者と戦うことが求められます。ベストの記録に届かなかった、あるいは目標に到達できなかった選手のみなさんもいると思いますが、その状況下でも個人競技である陸上でチームとしての応援があったからこそ、土曜日の予選、準決勝、決勝と次々と新しい自分を見つけながらの6位、そして日曜日にはランキング通りの力を発揮して優勝をし、2名が近畿大会へと進むことにつながったように感じました。この春は部の運営そのものから力を尽くしての結果に心から敬意を表し、応援し続けたいと思います。また、休日の貴重な時間を付き添ってくださっている先生方、ありがとうございます。
今年は、機会があり、スケジュール調整ができれば、できるだけ多くの人の応援に行きたいと思います。