不思議なお菓子

 幼稚園に通っていたころ、どこの駄菓子屋でも見たことのないお菓子を、父方の祖母宅でいただいた。何とも言えないほんのりとした甘さが鼻の中をふっと抜けていく。月に一回、祖母宅に行くのが楽しみだった。安里屋ユンタや谷茶目節など普段のテレビでは聞くことのない音楽を指笛と合わせて楽しむ大人たちに囲まれることが常だった。

 サータアンダギー。その名を知るのに十数年の時を要した。今日78期生のみなさんが作ってくれた「不思議なお菓子」を頂いた。沖縄で学んだことをその場だけのものとせず、ここ、大阪で沖縄を知ってもらおうという思いでチャレンジしている。12日のがんばるフェスタ, おにクル、イバラボ広場で11:3013:3015:30 にお披露目します。

「沖縄についてもっと興味を持ってほしい!」この熱い想い、多くの人に届きますように!

 頂いたサータアンダギー試食してしまってから写真を撮るのを忘れたことに気づいた。