Wind 2+1の意味 Second Minute 心肥ゆる(2)

 10月25日(金)、海外研修の説明会がある。伝えたいことは明白だ。研修の期間は限られた日数しかない。非常に高額な費用を要する。40年、50年いやそれ以上、振り返って自分の人生にとって大事な行事になるよう「心構え」をもって欲しい。伝えたいメインアイディアは決まっている。Momentだ。瞬間をいかに大事に、大切にできるかだ。MomentにNuを感じ、たくさんのMonumentを創り出してほしい。以前、集会でもお話しし、ブログにも記した。集まった生徒、保護者の人たちにとってはかけがえのない機会。やはりオリジナルな言葉をメッセージとして送りたい。

 シンガポールの研修は2回めだ。一回めの昨年、Wind「風」を起こし、Wind「巻き込んで」チームを作るという話をした。同じ単語で、違う読みをし、違う意味を伝えるということをお届けした。今年の春の対面式では、ここにWind「曲がる」という意味を付け加えて、その前の集会の「曲」とも結び付けてもらった。(幸せな瞬間でした。)

 短い時間を、大切にし、目の前の時間を積み重ねて研修に参加してほしいという思いを込めてご挨拶をしました。以下メッセージです。

 それではクイズです。2番めを英語で言うと?"Second"ではSecondの別の意味は?「秒」ではなぜ2番めの意味が「秒」になったのでしょう。親子でのペアワークです。会場からsecond minuteの声が聞こえた。「分」よりも小さな時間を2番めの「分」と呼ぶことからsecondが秒になったということを共有しました。さあ、最後の問いです。minuteの別の意味、読み方を教えてください。誰一人面倒くさそうにしていません。目の前に与えられた課題に懸命に取り組んでいます。会場から「マイニュート」の声、そして「微細な、微小な」を意味する「とても小さい」ということを意味する解答が得られました。「分」もとても小さな単位だったのでしょう。そしてそれより小さい単位としてSecond minuteの誕生。参加するみなさんには目の前の時間、最小単位の時間に直面する全ての課題を、自分を高める機会として向き合って欲しい。その積み重ねを研修旅行での成果に繋げてほしい。Road-Broad-Abroad 目の前の道を広げることが海外につながる。目の前の数秒を、自らを高める機会とする。その状態で集まったTeamが成し得ることを期待して止みません。多くの人の思いを携えて、良い体験となりますように!