明日から授業が始まる。日常が戻ってくる。新たな日常が始まる。様々な観点から、みんないろんな明日を迎えるのだろう。ふと、掲示板や壁に意識を向けるとリーフレットやポスターが貼られている。物質名詞のPaperは不可算名詞だ。数えられる名詞ではなく、紙そのものを表すことしかできない。
貼られている紙には行事委員会の案内から、昨日の発表で受け取ったアシカの情報やBeyond_iのことが記されている。受け止めて、受け入れて何かを手に入れるのかもしれないし、受け流してただの紙になるのかもしれない。どの動詞がタイトルにふさわしいのかはみんなが決めるんだね。よく見ると「貼る」という漢字には「占う」という文字が含まれている。この一年、もしかしたら高校生活三年を占うものになるかもしれません。私は27年前、「海外で日本語を教えてみませんかという」一枚の紙に人生をまるっきり違うものにしてもらった。あそこで飛び込まなかったら、みんなと出会うこともなかっただろうなぁ。KAMIに感謝!