昨日、4月16日(水)大阪府教育庁より、水野教育長、佐々木課長補佐、橋爪首席指導主事が本校を訪問してくださり、5限の3年生の英語、2年生の数学、物理の授業をご覧いただきました。英語のみを使用する授業の中で求められるリスニング力について、数学の複素数、虚数を理解していく上で、人生や教科を越えて学ぶべきことへの興味、そして赴任後2週間強、しかもそのクラスに対して2回めの物理の授業で提示内容を吟味しながら試行錯誤したうえで示されたワンショットなどに対してのご興味や、ご疑問を率直にお話しいただき、本校の授業の意図するところ、公立高校の課題、教育庁としてできる支援などについて数多くの言葉をやり取りさせていただきました。
滞在予定時間を大きく超えておりましたが、3月に行われたBeyond ī in Singaporeの同窓会の様子をご覧になり、参加した生徒たちの、学びの共有、そして今後の歩みについて話し合う様子をお聞きになられ、生徒に対して ―研修に参加して英語を話す力がついたか―という問いを投げたところ、「話す技術や語彙が大事だということはもちろん十分に感じたが、話したいと思う様々なことをもっと身につけないといけないということをより痛切に感じた」という返答をしたということでした。会場を後にし、お見送りの際に、下足ロッカーの場で、「先ほどの生徒は、校長が英語の力について校長室で話したことと同じことを話していましたよ。心が通じていますね。」とほほ笑んでお伝えいただきました。立ち話で申し訳ないと思いながら、そこで新たに府として打ち出されていることへの熱い思いをお届けいただき、大きな力をいただきました。一日で4校のご訪問、さらに最後の訪問校としてお越しいただき、大変お疲れのところをお心砕いていいただきありがとうございました。
突然の依頼にもかかわらず快く授業を見学させてくださった先生方ありがとうございました。いつも先生方のお力添えに救われております。Beyond īのスタッフの先生方にも急な依頼、突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございました。心寄せていただいたことに感謝しております。何より生徒のみなさんの前向き、ひたむきに取り組む姿に力をもらっています。ありがとう。私も「明日からできること」を宣言したいと思います。昨年約束(勝手に)した必携の英作文800を必ず自分のものとします。(現在610です。進んでおりません。)これをきちっとやり終えたら、力を授けることができる(とこれも勝手に自分で信じている)78期生へ向けてのカンガルー320頭(匹、個)を折り切ることに着手できるという決意をします。