「全文を覚えましょう。」「何でですか?」「冠詞まで正確でなければならないですか?」「時制や助動詞も寸分の狂いなくですか?」予想通りの批判の嵐でした。「太字の表現のところだけ覚えておけば入試には対応できるでしょう。」そうです、入試への対応ということであれば一理ありです。しかし、ゴールは入試に合格することだけではない。(もちろん過程として必要、大切な要素ではある。)
もう8年前になる。英語教師として最後の年だ。英語をToolとして使えるようになることを目標としながら、うまく使いこなせるようになって人の心を打つ言葉を使える担い手になってほしいと思って心を込めて準備した。50代の半ばに差し掛かっていたが、生徒に負荷をかけるなら自分も覚えようとチャレンジした。言うは易く行うは難し。その学年が2年生の時に教頭になってしまった。歩みは止められない。
昔テレビ番組で昼の時間帯に帯番組を持っていた方が記憶術について話をしていた。何の脈略のないものにストーリーをつけると面白いくらい覚えやすく忘れにくいということだ。左脳から右脳に入るための手立てだった。
例えば、「私たちは時間給です」→「社員は昇給を求めてストに突入した」→「私の滞在中、マイクは街を案内してくれた」(ストで会社に行く必要がなかったのでマイクは案内する時間ができた)
「2度とあんな経験をしたくない」→「本当は競馬には行きたくなかったけど、ジャックに説得されたんだ」→「芝生に入らないように警告する表示が目に入らなかったのですか」(いやいや競馬に行った。気がついたら芝生に入ってしまい叱られた)などなど。
The city built a new library~, Construction is going on somewhere~
Some city dwellers look down on people in the country. I went into the new bookstore~,
定冠詞、不定冠詞、無冠詞(ゼロ冠詞)、try to do, try ~ing, tend to do, have to do, should, must to不定詞なのか前置詞なのか。
全文、情緒面(勝手に自分で作り上げて)を携えてInputすることによってOutputするさいにIntakeが起こるように操作します。使えるようになりますよ!
励ましのような言葉を送りながら、私自身60代での再挑戦、720から先になかなか進めていません。あと80個で苦労しています。I am always making excuses for not keeping my promises.
Take the trouble to learn all of the English sentences in the book, and I can begin to fold paper Kangaroo!
考査一日めをうまく乗り越え、暑い夏を、ぶ厚い準備で熱く乗り切っていこう!