芸術鑑賞会

この日は、年に一度の芸術鑑賞会。今年は文楽の鑑賞です。実はあまり古典芸能にこれまで縁がなかったのですが、事前に図書委員会作成のRafflesia臨時号もいただき、読み進めるといろんなことが知れて、私も行く前からワクワクしての当日です(「茨木高校の近況ブログ」によると、クラスでも解説の時間を持ってくれたのですね。図書委員のみなさん、ありがとう!)。

演目は、まず「団子売」。文楽という芸術の雰囲気に少しずつ生徒も私たちも引き込まれていきます。その後「解説 文楽へようこそ」。文楽の歴史、それぞれの役割と人形の表現の多彩さを軽妙なトークで伝えていただき、ワクワクがさらに高まります。

そして最後に「双蝶々曲輪日記 八幡里引窓の段」。八段目ではありましたが、Raffresiaや国立文楽劇場の解説で、なんとなくそれまでの状況は分かっての鑑賞開始。遠目に映る小さな人形が、次第に自分の意識の中で大きくなって、人形遣いが気にならなくなり、切々と響く声と相まって物語に引き込まれ、感情が動かされていくのに自分でも驚きました。限られた空間、限られた動きの中、計算し工夫しつくされた設定で、ここまで表現が広がっていくこと。当時見ておられた人々が大いに熱狂したであろうことが目に浮かびました。よき古典芸能にふれる、ここちよい時間でした。
図書委員のみなさん、国立文楽劇場のみなさまに感謝です。